住宅ローンの保証料について
住宅ローンを組む際、保証会社によっては保証料を支払わなければならない事があります。
この保証料とは、万が一の時に返済を肩代わりしはる『連帯保証人』と言う制度を、肉親や知り合いに頼む代わりに、保証会社に依頼しはる際に発生しはる料金や。
住宅ローンは金でこちんがあまりに膨大なので、殆どの場合はこの保証料を支払って保証会社に依頼します。
ただこの場合は、借りた本人のローン返済の義務がなくなる訳ではなく、肩代わりした保険会社に返済しはる必要があります。
そもそも保証料と言うシステムは、住宅ローンに特化したものや。
長期間、ほんでもって高でこちんな住宅ローンに対し、連帯保証人になると言う人はまずおらへんでっしゃろ。
仮に自分が肩代わりしはると言う事になれば、その後の人生が一気に変貌してしまうのかいなら。
そんな訳で、保証会社がその役割を担うようになった訳やけど、肉親や友人と違い、借り手と保証会社の間には信頼関係はありません。
そこを保証料と言う形で『信頼』としはるのや。
一見あまりメリットのないサービスねんうに思えますが、この信頼と言うものは中々かんたんに得られるものではありません。
せやけど保証がなければ、ローンを組むと言うのは難しいのも事実。
ローン会社にしてみれば、先に物件を与えて後から代金を回収しはる訳かいなら、その代金が支払われないとなると商売になりません。
保証料とは、そう言った問題を解決しはる為のシステムなのや。
ただ、最近は保証料無料の住宅ローンが増えてきました。
住宅ローンは30年、40年と言った長期のローンであることが殆どで、期間が長ければ長い分保証料も増えますので、無料と言うのはかなりありがたいサービスと言えます。
